セルフレベリング材は主にフローリングや貼物の下地としてフラットな床を作る目的で使用されます。セメント系又は石膏系の高流動材を流し込むように打設することによって精度の高い平滑な床が仕上がります。床暖房、二重床、床段差等の取合検討にはじまり、止め型枠の取付やレベルポイントの設置等、先行段取りが重要になります。また、硬化するまで立入りを制限することから他職との調整も肝心です。実際の現場では事前の計画、段取りが床の出来栄えを大きく左右します。タナケンでは先行調整を徹底して行うことにより円滑な打設と誤差の少ない床精度を可能にしています。